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2021年08月30日(月)

防災に役立つ!【ハチミツ】は優れた「災害時用保存食」

新型コロナウイルスをはじめ、地震や水害などが頻繁に起こっている昨今、防災対策について見直す機会が増えてきました。

防災対策の中でも、とりわけ災害時用保存食は、万が一の備えとしてきちんと用意しておきたいものですよね。

そこで今回は、災害時用保存食としてのハチミツについて解説していきます。

ハチミツが防災に役立つ理由や、保存食としてハチミツを選ぶ際のポイントをご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。

【ハチミツ】が災害時の保存食としておすすめの理由3つ

ナチュラルな木製のハニーディッパーから滴るはちみつ

災害時用保存食としてハチミツがおすすめの理由は、主に次3つです。

  • 栄養価が高く長期保存できる
  • 抗菌作用があり応急処置に使用できる
  • ストレスや疲労を緩和させる

このあと、それぞれ順を追ってご説明していきます。

栄養価が高く長期保存できる

一般的にハチミツは、「賞味期限」が2~3年と定められていて、長期保存が可能です。

これは、ハチミツに含まれる糖度が約80%と非常に高く、抗菌力が強いため。

保存する際には、未開封のまま冷暗所に置いて保管しておきましょう。

また、ハチミツは体内ですばやくエネルギーに変換されるブドウ糖や果糖が主成分で、ミネラル類・ビタミン類、アミノ酸、酵素などの栄養を豊富に含んでいるため、災害時の栄養補給に最適ですよ。

抗菌作用があり応急処置に使用できる

前述しましたが、ハチミツは糖度が高いので優れた抗菌作用があると言われています。

そのため、災害時に不測の事態で怪我をした際に、応急処置として患部にはちみつを塗っておくと、一時的にしのぐことができると言われています。

これはあくまで、緊急時に消毒液や薬が手元にない場合の応急処置に限りますので、その後はなるべく早めに適切な手当を行いましょう。

ストレスや疲労を緩和させる

ハチミツの甘さは、災害時に溜まりやすいストレスや疲れを緩和させます。

災害時による緊張や心配は、とても負担の大きいもの。

困難な状況に陥ったときのストレスはなかなか回避しづらい問題ですが、それらを少しでも解消することが必要です。

ハチミツを摂取することで、災害時の心身的なストレスを緩和する方法の一助となります。

「災害時保存食」としての【ハチミツ】の選び方

明るい陽射しの中でティースプーンから垂れるはちみつ

ここまで、ハチミツが災害時におすすめの理由を解説してきました。

しかし実際には、保存食としてハチミツを選ぶ際にどのような基準で選べばよいのでしょうか。

結論から申し上げると、人工的な加工をしていないナチュラルな「純粋ハチミツ」を選ぶことです。

「純粋ハチミツ」は糖分が80%、水分20%で構成されていて、糖度が非常に高いため抗菌力が強く、しっかりと適切に保管すれば長期保存が可能です。

一方、「加糖ハチミツ」は砂糖や果糖液を加えてあり、「純粋ハチミツ」と比べて保存期間は短くなる可能性があるので注意しましょう。

災害時保存食に【ハチミツ】を用意して防災対策を!

ハチミツは栄養価が高く長期保存が可能で、非常時の応急処置としての治療や疲労回復を助けるので災害時保存食に最適です。

神戸養蜂場では、災害時用保存食として有効な「純粋ハチミツ」の商品を多数取り揃えていますので、ぜひ防災対策としてご活用ください。